デザイン
DESIGN

ENTRANCE
瑞々しい樹木に囲まれた、ぬくもりある迎賓の邸。
四季折々に表情を変える多様な植栽の中に、シンボルツリーとして常緑高木のシラカシを配置。移ろう季節の色彩とシラカシの力強いシルエットが、豊かなコントラストを描き出します。
エントランスでは、柱と壁が額縁のように景観を切り取り、その中央には照明に照らされたサインが誇らしく輝きます。
さらに大庇を車ゲートまで連続するように設け、雨の日でも濡れることなくスムーズな車の乗り降りを可能としました。

FACADE
横糸と縦糸をモチーフに重厚感を紡ぐ外観デザイン。
独自の存在感を放ちながらも、周辺の街並みとしなやかな関係を紡ぐ、あたたかな表情をもたせました。
また、一宮の発展を支えた尾州毛織物をイメージした細線、太線のタイルを外壁に採用。
それらの面状の違いで、朝日や夕日を受けたときに異なる表情をもたせました。
ディテールへの徹底したこだわりが、建物全体の上質さを向上させています。

ENTRANCE LOUNGE
開放感と落ち着きに満ちた、吹き抜けのラウンジ。
見上げるような高さの吹き抜けの天井がもたらす伸びやかな空間。縦ラインの木彫リブと横ラインのタイルで、一宮の織物の伝統を表現しています。
日中は穏やかな木漏れ日を浴びながら、夜は照明に照らされた四季折々の樹木を眺めながら、優雅な時間を過ごすことができます。